観光

【空想旅行】札幌市内観光編~「札幌」の歴史を知り、定番スポットを満喫したい!

 

 今回の【空想旅行】は、北海道の中心都市『札幌』へ行きたいと思います。

 早速、『札幌』の歴史を調べながら、訪れたい定番スポットを調査していきます!

 まず、『札幌』ってどんな街なのかなぁ~。
 特徴的なのは、やはり整然と区画された街並みですね。
 明治2年(1869年)に開拓使が置かれ、道都として発展してきた歴史を持つ『札幌』。京都を参考に街づくりが進められたそうなので、なので碁盤の目をした街となっているんですね。

 「都会」である札幌中心部の『大通公園』周辺には、『札幌』を象徴する『時計台』や『テレビ塔』、『北海道庁旧本庁舎』などがあり、逆に、市街地から少し離れると北海道らしい「自然」を感じられるスポットがたくさんあります。

 それでは、1日で『札幌』の定番スポットをどれだけ観光できるのか―――――。

 早朝からになりますが、【札幌市内1日観光ルート】を計画してみました。
 札幌市内は移動手段が充実しているので、地下鉄・市電(路面電車)・バスで移動できそうです。

    ① 7:00~8:50
        ↓徒歩
    ② 9:00~10:00
    ③ 10:00~10:30
        ↓徒歩
    ④ 10:40~11:20
        ↓徒歩
    ⑤ 11:30~12:15
        ↓バス
    ⑥ 12:45~14:45

        ↓バス
        ↓地下鉄
        ↓バス
    ⑦⑧ 15:30~17:30
        ↓バス
        ↓バス
        ↓ロープウェイ
        ↓ミニケーブル      
    ⑨ 18:30~19:30
        ↓下山
        ↓バス
        ↓市電
    ⑩ 20:20~

『二条市場』にて朝食(海鮮丼)、おみやげ

『さっぽろテレビ塔』展望台、おみやげ
『大通公園』散策

『北海道庁旧本庁舎』見学

『さっぽろ時計台』見学
(循環バス88)「時計台前」→「サッポロビール園」
『サッポロビール博物館』見学
『サッポロビール園』にて昼食(ジンギスカン)
(循環バス88)「サッポロビール園」→「大通公園」
(地下鉄東西線)「大通」駅→「円山公園」駅
(循環バス円15 / 円16)「円山公園駅前」→「北海道神宮」
『北海道神宮』参拝後、『円山動物園』
(循環バス円15/円16)「円山動物園西門」→「円山公園駅前」
(循環バス円11)「円山公園」駅→「もいわ山ロープウエイ」
(ロープウェイ)「もいわ山麓」駅 → 「中腹」駅
(ミニケーブル)「中腹」駅 → 『藻岩山』山頂へ
『藻岩山』山頂、夜景観賞、おみやげ
(ミニケーブル) →( ロープウェイ)「もいわ山麓」駅
(シャトルバス)「もいわ山麓」駅 → 「ロープウェイ入口」駅
(市電)「ロープウェイ入口」駅 →「すすきの」駅
『すすきの』にて夕食(ラーメン&シメパフェ)

こんな感じで、1日たっぷりと『札幌』を満喫したいと思います!


それでは、『札幌』の定番スポットの見どころを紹介していきますね。

① 二条市場

『二条市場』は、札幌市民の台所と言われているところですね。

 明治の初めに、小樽や石狩浜の漁師さんたちが捕ったお魚を売り始めたことがきっかけで開かれた市場と言われています。しだいに青果店やおそば屋さん、居酒屋などが集まってきて、明治34年(1909年)頃、小屋掛けの市場になったそうです。今も残っているトタン屋根などに当時の面影を感じ、歴史も感じられます。

 そして、なんと言っても立地がいいです!『さっぽろテレビ塔』のすぐそばなので観光客としては訪れやすい場所です!

 約60店舗が営業していて、新鮮な海の幸をはじめ、季節のフルーツや野菜など、北海道の恵みが揃っているので、ぜひおみやげを選びたいですね。全国発送をしているので安心です。

 試食の声かけがあるそうなので、それも楽しみですね。お店の方との値引き交渉も楽しそう! 一口味見の試食ではなく、単品購入もできるそうなので、お店の前のテーブルとイスを利用してその場でしっかり味わうのもいいですね。なんと、しょうゆ・わさび・お箸までお店で用意してくれるとか、ステキ。

 おみやげを購入するだけでなく、海鮮丼やお寿司、焼き魚など味わえる飲食店もあります。1,000円くらいのお手頃価格から、ネタを豪華にすればそれなりのお値段のものまで。せっかく『札幌』へ来たんだし、ここはちょっと贅沢しちゃおっかなぁ~。

所在地札幌市中央区南3条東1~2丁目  地図
 営業時間 市場:7時~18時
飲食店:6時~21時
※店舗により異なる  
定休日店舗により異なる
アクセス・地下鉄東西線「バスセンター前」駅より徒歩約3分  
・地下鉄東豊線「大通」駅より徒歩約5分
・『さっぽろテレビ塔』より徒歩約5分

 おみやげを買って朝食を済ませたら、次は『さっぽろテレビ塔』に向かいましょう! 歩いて5分ほどです。

② さっぽろテレビ塔

 『さっぽろテレビ塔』は、札幌を象徴するランドマークですね!『大通公園』の東端にそびえ立っています。

 昭和31年(1956年)12月に完成、翌年8月に開業。地上からの高さは147m、地上90mのところに展望台があります。札幌市内や大通公園のイベントなどを見渡せるだけでなく、晴れていれば石狩平野や日本海まで見れるそうです。旅行ってお天気が大事ですよね。

 まずは、展望台から『札幌』を一望して、気分をさらに盛り上げていきましょう!

 ちなみにですが、なんともロマンチックな特別プランがあります。それは、1日1組限定で閉館からの30分間、展望室を貸切れるというもの!オプションで花束も用意してくれるそうですよ! カップルにはたまらないですね~!

所在地札幌市中央区大通西1丁目  地図
 開館時間 9時~22時(イベントの状況によって変更あり)
定休日無休(元旦と設備点検日はお休み)
入場料・3階までは無料
・展望台:大人800円、小中学生400円、幼児無料
売 店3階、展望台にあり
アクセス・JR「札幌」駅より徒歩約15分
・地下鉄南北線・東西線・東豊戦「大通」駅より徒歩約5分 

『さっぽろテレビ塔』を出たら、目の前が『大通公園』です。展望台から眺めた後は、実際に散策して行きましょう!

③ 大通公園

 『大通公園』は、札幌の中心部を東西に貫く全長約1.5km、面積79㎡にもおよぶ公園です。公園が整備されてから、平成2年(2011年)には100周年を迎えたそうです。

 『大通公園』はただの広い公園ではなく、コンセプトがあります。国際都市のシンボルとして5つのテーマと5つのゾーンで構成されているそうです。
 『さっぽろテレビ塔』のある東側から
   ① 【交流】国際交流ゾーン … 姉妹都市のシンボルが地模様になった、国際親善の空間
   ② 【オアシス】水と光のゾーン … 水と光の演出でオアシスゾーンに安らぎを与えてくれる空間
   ③ 【つどい】遊び・イベントゾーン … プレイスロープや遊具、コンサート会場が設置された空間
   ④ 【フロンティア】歴史・文化ゾーン … 開拓を記念した像などが設置された空間
   ⑤ 【花】サンクガーデンゾーン・資料館 … 中央に水路を配置したバラを中心とする沈床式の空間
 こんなことも意識して歩いたら、きっと有意義な散策になりますね。

 そんな『大通公園』は、かわいいお花が咲き誇る花壇やキレイな芝生、4700本もの樹木に囲まれ、散歩したりランチ休憩を取ったりと札幌市民の憩いの場となっています。そして、季節ごとに様々なイベントを行っていることでも有名ですね。
   ・2月 … さっぽろ雪まつり
   ・5月 … さっぽろライラックまつり
         ※市内最古のライラック並木がある北大付属植物園に立ち寄ってみるのもいいかも。
   ・6月 … さっぽろライラックまつり、YOSAKOIソーラン祭り、花フェスタ
   ・7月 … 花フェスタ、さっぽろ大通ビアガーデン、SAPPORO CITY JAZZ、さっぽろ夏祭り
   ・8月 … さっぽろ大通ビアガーデン、SAPPORO CITY JAZZ、さっぽろ夏祭り
   ・9月 … さっぽろオータムフェスト
   ・11月/12月 … ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo、さっぽろホワイトイルミネーション
 季節ごとに楽しめるイベントが盛りだくさん!「いつ行ったらいいの~」と悩んじゃいますね(笑)。

 『大通公園』を散策したら、『さっぽろテレビ塔』を正面にして「西6丁目通り」を左に進み、次の目的地の『北海道庁旧本庁舎』に向かいましょう。歩いて5分ほどです。

④ 北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)

 『北海道庁旧本庁舎』は、赤れんが造りのレトロな雰囲気でイイ味を醸し出していますね~。

 建設は明治21年(1888年)、アメリカ風ネオ・バロック様式の建物で、250万個もの赤れんがを使っているそうです。屋根の窓上にある赤い星は「五稜星」と言って、北の夜空に輝く北極星をデザインした開拓使のシンボルなのだそうです。(右の写真)
 同時期に建てられた『さっぽろ時計台』にもあります。

 頭頂部までの高さは33mあり、現在の10階建てに相当する高さです! 当時は高層建築物が無い時代だったことを考えると、大建築物だったってことですね。昭和44年(1969年)、重要文化財に指定されています。

 外から見るだけでもタイムスリップをしたかのように感じますが、館内も素晴らしい! 玄関ホールには赤いじゅうたんが敷かれ、階段付近の柱やアーチ状の彫刻が美しく、煌びやかな雰囲気! 古き良き時代のアメリカって感じなんでしょうね~。

 館内は、当時の札幌の街を再現したジオラマや北海道開拓に関する絵画などが飾られていて、見応え充分!
 敷地内の広いお庭には、池や広場もあって、季節ごとに様々な景色を楽しめるようになっています。なんと、前庭にはたくさんの花々だけでなく、アカエゾマツ・イチョウ・サトザクラ・ヤマモミジ・ハマナス・ハルニレ・ポプラなど約1,000種の樹木が植えられているそうです。
 そして、夜は1年中ライトアップされているとのこと! 綺麗だろうなぁと想像しちゃいますね。

所在地札幌市中央区北3条西6丁目  地図
 開館時間 8時45分~18時(正門開場時間:7時~21時)
休館日無し(12月29日~1月3日は休館)
入館料無料
売 店有り
アクセス・JR「札幌」駅より徒歩約10分
・地下鉄南北線・東豊戦「さっぽろ」駅より徒歩約5分・

 『北海道庁旧本庁舎』を満喫したら、次は『さっぽろ時計台』です。歩いて5~6分ですね。

⑤ さっぽろ時計台

 『さっぽろ時計台』と言えば、まさに『札幌』の象徴!

 ここは、旧札幌農学校(現在の北海道大学)の演武場として建設され、兵武訓練や心身を鍛錬する場だったそうです。
 明治11年(1878年)に建設、明治14年(1881年)にアメリカの機械式塔時計が据え付けられ、大正1年(1912年)に重要文化財に指定されました。
 印象的な赤い屋根と白い壁は、アメリカ開拓時代の「風船構造」という建築様式とのことです。
 ここにも赤い星が2つ、見えますね。

 建物内は、その歴史を紹介する展示スペースとなっています。2階の演武場では旧札幌農学校時代の様子が再現されていて、夜は音楽会、講演会、結婚式などの貸し出しスペースとなるそうです。

 記念写真で建物全体を撮るには道路の反対側へ行かないと…..、って感じです…..。でも、HPに撮影のおすすめスポットなどが載っているので、確認してみてくださいね。

所在地札幌市中央区北1条西2丁目  地図
 開館時間 8時45分~17時10分(最終入館17時)
休館日無し(1月1日~1月3日は休館)
入館料大人200円、高校生以下無料
売 店有り
アクセス・JR「札幌」駅より徒歩約10分
・地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通」駅より徒歩約5分 

 たくさん歩いて、お腹も空いてくる頃ですね。次の目的地『サッポロビール博物館』へ向かいましょう!
目の前にある(循環バス88)のバス停「時計台前」から15~20分くらいです。

⑥ サッポロビール博物館 / サッポロビール園

 『サッポロビール博物館』も赤れんが造りでイイ雰囲気ですね~。

 ここは、『サッポロビール園』『アリオ札幌(商業施設)』『北海道日本ハムファイターズ室内練習場』とともに『サッポロガーデンパーク』の中にあります。
 その名のとおり、サッポロビールの歴史や醸造工程を知ることができます。

 建物は、明治23年(1890年)に建てられた赤レンガ造りの工場を利用していて、写真奥に見える煙突は高さ50mもあるのだとか。そして、ここにも赤い星が見えますね!
 もしかして…と思ったら、やはり、サッポロビールのマークはここからきているんですね!

 敷地にはホップ栽培にい使われていた農機やビールの仕込み釜、開業時の記念写真に写っている樽のレプリカが積んであったりして、本当にいい雰囲気です。北海道遺産にも認定されています。

 博物館内の見学は無料ですが、プレミアムツアーというのがあり、ガイドさんの説明付きで参加者限定「復刻札幌製麦酒」と「サッポロ生ビール黒ラベル」の試飲ができるそうです! お酒が飲めない人には北海道限定のサイダー「リボンナポリン」があるそうなのでご安心を!
 プレミアムツアーの所要時間は約50分。せっかくなので参加してみたいですね。

 余談ですが、「リボンナポリン」ってどんなサイダー?って思っていたら、日ハムの杉谷選手が「リボンナポリン」110周年記念のアンバサダーとしてCMやってた~! タイムリーで笑えた(笑)。

所在地札幌市北7条東9丁目1-1  地図
 開館時間 11時~18時
・プレミアムツアー:11時30分~16時30分
          定員 6名(予約制)
休館日毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始、臨時休館日あり 
入館料・自由見学:無料
・プレミアムツアー:20歳以上 500円、中学生~19歳 300円
          小学生以下無料
売 店有り
アクセス・JR「苗穂」駅より徒歩約10分
・地下鉄東豊線「東区役所前」駅より徒歩約10分

 見学も終わったら、もうお腹ペコペコですね!
 併設の『サッポロビール園』でジンギスカンとサッポロビールなんてどうでしょう!
 ホールは5つに分かれているので、どこで食べるかは事前に決めておいた方が絶対いいです! きっと悩みます! 現地で悩む時間はもったいない!
 ちなみに、HPを見て、私が行きたいのは「ケッセルホール」ですかね。と、言いながら、「トロンメルホール」の食べ放題も捨てがたい…..。ホラッ、悩んじゃう!
 【札幌観光】はまだまだここから!しっかり腹ごしらえしましょうね!

 さぁ、お腹も満たされたら次の目的地『北海道神宮』へ出発です。(循環バス88)で「大通公園」まで行き、地下鉄東西線に乗り換えて「円山公園」駅へ。30分くらいですかね。「円山公園」駅からバスもありますが、木道が整備されているので森林浴を楽しみながら15分くらい歩きましょうかね。

⑦ 北海道神宮

 『北海道神宮』は、円山原始林の北側にあり、円山公園に隣接しています。

 明治2年(1869年)、北海道へ開拓使が派遣される際、東京に「北海道鎮座神祭」が開かれたのが始まりで、その後、祀られた神々の御霊代が函館を経て札幌に移され、明治4年(1871年)に今の場所に社殿が建てられたそうです。しかし、昭和49年(1974年)に謎の大火で全焼してしまい、昭和53年(1978年)に今の社殿を復興したとのこと。

 『北海道神宮』には本殿のほか、3社の境内社があります。
  ・開拓神社:先人たちの苦労を偲び、功績を伝えるため、昭和13年(1938年)に創設。
        仕事運や勝負運が上がるとされ、強力なパワースポットとして人気
  ・鉱霊神社:北海道は炭鉱で栄えた歴史があります。
        その鉱山殉職者を慰霊するため、昭和18年(1943年)に創設。
        交通安全を祈願する人が多く訪れています。
  ・穂多木神社:北海道経済の礎を築いた北海道拓殖銀行の功労者を祀るため、昭和13年(1938年)
         に創設されたものが昭和25年(1950年)、ここに移設された。
         金運アップのご利益で人気。

 広~い敷地は、春は梅と桜が同時に咲き、夏は木々の木漏れ日が爽やかで、秋はイチョウやモミジが色づき、冬は一面真っ白に! 季節を問わず、エゾリスやキタキツネに遭遇できることもあるのだとか!
 また、ちょっと一休みできる甘味処が2か所あるので、ちょっと寄ってみるのもいいですね。

所在地札幌市中央区宮ヶ丘474  地図
神門開閉時間4月~10月:6時~17時
11月~2月:7時~16時
 ※1月1日~1月7日は特別時間となります
3月:7時~17時
アクセス・地下鉄東西線「円山公園」駅より徒歩約15分
・循環バス(円14 / 円15)「円山公園」駅 → 「神宮前」下車 

 参拝を済ませたら、『円山動物園』へ行きましょう。歩いて5~6分ですね。

⑧ 円山動物園

 『円山動物園』は、『北海道神宮』からすぐのところで、円山原生林の西側にあります。

 北海道の動物園と言うと冬はお休みなのかなと思いきや、ほとんどの施設が屋内なので雨でも雪でも天候に左右されることはありません。むしろ冬に活発になる動物たちもいるので、雪の中の動物たちを見るのも貴重かも。ガラス越しに目の前で動物たちを見れるので迫力がありそうです! 中でもホッキョクグマ館には国内最長約18mの水中トンネルがあり、ホッキョクグマが泳ぐ姿を真下から見ることができます!

 園内では、一年を通していろいろなイベントが開催されています。人気なのが「みんなのドキドキ体験」というもので、いろいろな動物たちとふれあえます。どんなドキドキを体験できるのか、ぜひ参加してみたいですね。

 家族連れにおもしろそうな広場もあります。動物になった気持ちで遊べるという遊具が備わった広場で、ちょっとしたアスレチックみたいです!

所在地札幌市中央区宮ヶ丘3番地1  地図
 開園時間 3月~10月:9時30分~16時30分
11月~2月:9時30分~16時
休園日第2・第4水曜日
※8月のみ第1・第4水曜日
※祝日の場合は翌日
※4月と11月は第2水曜日を含むその週の月曜日~金曜日
※12月29日~12月31日
入園料大人 800円、高校生 400円、中学生以下 無料
売 店有り
アクセス地下鉄東西線「円山公園」駅より
  ・徒歩約15分
  ・バス(循環円15 / 円16)「円山動物園西門」下車 

 さぁ、続いて『藻岩山』へ!『札幌』の夜景を見に行きましょう!「円山公園」駅に戻って、そこからバスで15~20分くらいですね。

⑨ 藻岩山

 『藻岩山』は、札幌のほぼ中央に位置していて、国の天然記念物にも指定されている原生林が広がる自然豊かな標高531mの山です。

 「もいわ山麓」駅からロープウェイに乗り、約5分で「中腹」駅に到着。そこからミニケーブルカー(もーりす号)に乗り換えて約2分、山頂に到着です。
 山頂は360度の大パノラマが広がっていて、札幌の街を見渡すことができます。昼間行くか夜景を見に行くか…またまた悩むところですが、今回は夕暮れ時から行って夜景まで楽しむプランにしました。
 ちなみに、『札幌』の夜景は平成27年(2015年)に「神戸」「長崎」とともに『日本新三大夜景都市』に認定されたそうです。

 ロープウェイは天井から足元までガラス張りだそうで、高所恐怖症の人には怖い空中散歩になるかも。逆に、もーりす号は森林の中を走るケーブルカーなので、対照的な乗り物を楽しめますね!

 山頂には展望台のほか、プラネタリウムやレストランがあり、中腹駅にはおみやげ屋さんもあります。

所在地札幌市中央区伏見5丁目3-7  地図
ロープウェイ・ミニケーブルカー
運行時間
4月~11月:10時30分~22時
12月~3月:11時~22時
運休日無し
料 金ロープウェイ+ミニケーブルカー(往復)
 大人 1,800円、小学生以下 900円
 ※未就学児は大人1人につき2人まで無料
売 店「中腹」駅に有り
アクセス・バス(循環バス円11)「もいわ山ロープウェイ」下車 
・市電「ロープウェイ入口」駅より無料シャトルバス

※ 車の場合、「もいわ山麓」駅と「中腹」駅に駐車場があります。詳しくはHPで。

 さぁ、『札幌』の夜景を堪能してお腹も空いてくる頃ですね。『札幌』の夜と言えば、『すすきの』! 夕食を食べに行きましょう!
 下山したら、「もいわ山麓」駅から出ている無料のシャトルバスで市電「ロープウェイ入口」駅まで行き、そこから市電に乗り、30分くらいです。

⑩ すすきの

 『すすきの』と言えば、このニッカウィスキーの看板ですね!新宿の「歌舞伎町」、福岡の「中州」と並ぶ「日本三大歓楽街」のひとつでもあります。

 その歴史は、明治時代の開拓に始まります。大工や職人など多くの人が集まるようになり、その人たちのために飲食店や遊郭の営業を始めたのが、その始まりのようです。

 ところで、『すすきの』って地名ではないですよね。どこを『すすきの』と言うのか――――。
 すすきの環境協会ではMAPを作成して範囲を決めているようですが、「この辺り」という認識でよさそうです。
 ちなみに、地名ではない『すすきの』の名前の由来は、ハッキリわからないのだそうです。

 煌びやかなネオンの『すすきの』ですが、治安が良いと言われていて、夜の札幌を思いっきり楽しめそうです。とにかくビルの中に様々なお店がひしめき合っているので、「どのお店にしよう~」ときっと悩むと思うので、ここでも事前調査をしておいた方がよさそうですね!
 今回の計画では夜は「札幌ラーメン」と決めているので、60年以上の歴史があるという「元祖さっぽろラーメン横丁」に行きたいと思います!

 「札幌ラーメン」を堪能し、長~い1日も終わり…..、ではありませんよ! 札幌の夜の定番を知っていますか? なんと、「シメパフェ」なんだそうです! スイーツを楽しめるお店が深夜まで営業しているのにはビックリ! となれば、これは食べなければなりませんね~(笑)。

所在地(すすきの駅)札幌市中央区南4条西4丁目  地図
 アクセス ・地下鉄南北線「すすきの」駅下車         
・市電「すすきの」駅下車

 1日で『札幌』をまわる【札幌市内1日観光ルート】、いかがでしたか?
  けっこうハードスケジュールでしたけど、『札幌』を楽しめたと思います。移動手段が充実しているからこそ、昼間からビールが飲めるのは嬉しい! 市電(路面電車)にも乗れましたしね。
 足を延ばせば、まだまだ魅力いっぱいの『札幌』。これからも調査していきますよ~。乞うご期待!

※コロナウィルス感染症の影響で、各施設とも通常営業はできていないと思われます。訪れる際には、
 事前確認をしてくださいね。

※ 本文内の写真はすべて【写真AC】より掲載しています。

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